クレジットカード現金化において、換金率はとても大事な要素ですよね。
みなさんも現金化業者を選ぶ時は、普通はホームページや現金化の比較サイトの換金率を基準にして高いところを選ぶのではないでしょうか。
しかし、あの換金率とは一体どのように決められているでしょう。
実は換金率とは現金化業者のさじ加減で、最大換金率から手数料を引かれている場合もあるのです。
実際の換金率との違い
クレジットカード現金化関連のブログや体験談では、実際の換金率の相場は70%前後であると言われています。
しかし、クレジットカード現金化のホームページに70%の換金率と書いてある業者は見たことがありません。
では最大換金率95%が70%になってしまう25%の誤差というのはどこで生じてくるのでしょうか?
最大換金率とは数百万以上などの厳しい条件をこなした上で、尚且つ手数料が引かれていない数値なのです。
そうなりますと95%という根拠のない誇大表示された数字は集客のための餌ということになります。
現金化業者の中には95%以上ではなく一律90%や80%保証という少し現実に近いものもあります。
換金率が最大95%のサイトと80%保証のサイトを比較した時、大抵の人は最大95%のサイトを選ぶでしょう。
しかし結果的にどちらも70%だった場合、80%保証はしょうがないと思える部分はありますが、最大95%のほうは騙されたという印象が強く残るため、国民生活センターや弁護士に相談するケースへと発展する可能性もあるのです。
クレジットカード現金化というサービスはお金が必要な方に便利なサービスであるはずなのに、それを逆手にとって利用者を欺く現金化業者は少なくはないということになります。
換金率から引かれる手数料
クレジットカード現金化の取引で換金率から引かれる手数料は何があるのでしょうか?
通常の現金化業者であればこちらの手数料が引かれると思われます。
この4つの手数料の内訳を1つずつ詳しく解説していきます。
POINT
- カード決済手数料
- 商品の配送料金
- 銀行の振込手数料
- 消費税
カード決済手数料
主にキャッシュバックによる現金化方法の場合にかかる、クレカを決済を行う際に必要となる手数料です。
この決済手数料自体にも細かい内訳があり、こちらの手数料が分類されます。
POINT
- 月額使用料
- 決済ごとのトランザクション
- 決済金額に対しての手数料
- 決済手数料に対しての消費税
一般的な決済手数料とは決済金額に対してのもので5%から8%程度ですが、多額の現金化を優遇するために少額の現金化を利用する時には換金率が下がる場合があります。
商品の配送料金
オンラインショップで買い物をする時に商品の送料というのは必ずあります。
半数以上のクレジットカード現金化サイトでは送料は業者が負担してくれますが、一律1,000円かかる業者もあります。
業者によって金額が変わる可能性がありますので、しっかり確認しておきましょう。
銀行の振込手数料
同じ銀行間の振込であれば無料の場合が多く、送料と同様にほとんどの現金化サイトは業者が負担してくれます。
しかし、振込手数料がかかる業者もいるため注意が必要です。
アマゾンギフト券換金業者でも必要な場合があり、250円ほどかかることがあります。
振込手数料は無料なのか、またかかるとしたらいくらかかるのか調べてから利用しましょう。
消費税
現在の日本では商品の売買が行われた時、消費税として価格の8%を税金として納めなければなりません。
今は税抜き価格での表記でも問題視されることありませんので、掲載されている換金率は税抜きでの手数料が提示されています。
クレジットカード現金化でも商品の売買が成立していますので、購入代金に消費税が必要なのは当然なことだと言えます。
架空の手数料
上記の手数料は必ず掛かってしまうものであり、必要経費であると言えます。
しかし、現金化サイトの悪徳業者には実際にはかかっていない架空の手数料を請求してくる場合もあります。
POINT
- 事務手数料
- 審査手数料
- キャンセル料
- デポジット(保証金)
これらの手数料は実際には存在しないものです。
架空の手数料を多く取れば、その分だけ現金化サイトの利益が増えることになりますので、利用者から少しでも多く手数料を取ろうとしているのでしょう。
特に審査手数料に至っては審査不要なのがクレジットカード現金化のメリットなのに名目として出してくる業者もいます。
一体なにを審査したというのでしょうか・・・。
保証金など現金化サイトは決済にまったく関わらないので掛かることはありません。
上記の手数料を要求してくる現金化サイトは悪徳業者の傾向が極めて強いです。
請求された場合は、利用するのを止めたほうが賢明でしょう。
また、利用を途中で止めるとキャンセル料を請求される可能性がありますが、まったく払う必要はありません。
もし請求されたとしても無視して大丈夫なので、安心して取引を中止してください。
まとめ
このクレジットカード現金化というビジネスには結果的に20%以上の手数料や経費が必要であり、さらに現金化業者の利益や広告費、人件費があります。
それを現金化業者のさじ加減で65%にしたり80%にしたりと利用者の態度を見ながら左右しているというのは致し方ないことなのかも知れません。
実質的な換金率の70%で広告を出しても利用者は見向きもしませんし、95%で広告を出せば詐欺業者扱いされ利用者と揉めるのは当然のことです。
クレジットカード現金化を利用される方はそういったことを踏まえて申し込みをされた方が納得して現金化することができるでしょう。